2013年6月8日

委任事項

6月の月次祭も無事に終わりました。梅雨入りしたと聞いておりますが心地よい風が吹きこみ気持ちの良い一日となりました。この月次祭の間に「委任」というキーワードが思い浮かびましたので、忘れないうちに書き留めておきましょう。

魂清浄の神法の中において「委任」という言葉がよく使われますが、例えば、開祖天霊師から授けられた虫切りの術を行なう場合などには、必ずお守り(天霊師の名刺)かバッチ(裏に天霊と彫られている)を持って行なう必要があるそうです。これも一つの委任の形であるようです。(虫切りの術は開祖天霊師から直接授かった方のみ限定であり、他の方に伝えられませんので、その点誤解なきようにお願い致します)
また、支部長(支部道場主)になりますと、天霊師の委任を受ける必要があるため大國主大神様から直接巻物(委任状)を授かる事になっているそうです。また、支部長でなくても授かる事もあるそうです。

「委任」という言葉が使われている所を見ましても、魂清浄の神法に於いては、あくまでも個人の力ではなく、大神様,天霊師のお力を使わせて頂く事を委任されているに過ぎないという事がお分かりになると思います。ですから人に迷惑をかけたり、筋道を外した言動をとると、すぐにお力を取り上げることが出来るという事でしょう。奉賛会会員お一人お一人が魂清浄の行を通じて、大國主大神様から委任を授かり,大神様の代行となる方がこの地上に増える事を願います。


<開祖天霊師の講義録より抜粋>
 支部長さんになりますと、私、天霊の委任を受けることができる。その委任は大國主大神の命に基づいて委任を受けますので「巻物」をくれます。この間、ある支部長が巻物を貰って、「先生、俺はあれ(巻物)を貰ったんだ」と言うんだね。それで、「中伝だろうか?」と。中伝なんて本部でなきゃ渡しません。この「伝」を渡す時には、ここ(本部道場)より以外渡してくれません。だからひとつ、これは念押しました「違うぞそれは」と。
でまあ(その支部長が)「いやあ、よく分かりました」って、行をやってるうちに「委任事項を受けることである」と教えられましたと。
その通りなんです。そういうような委任事項を持っておりませんと(天霊師の)代理ができません。だから、例えば皆さん方の中にも、一生懸命修行をして戴いて、皆さん方はこの地球の表面で、人類が約三十七億ぐらいいらっしゃる。皆さん方はお一人で、一人一人でございますので、どうかひとつ、私の委任をどんどん皆貰いまして、一人でも多く救って戴くように、支部長さんだけじゃなくて、どうかひとつ、皆さん方お一人お一人が委任を持ちまして、それを大國主大神様を通じて差し上げられる、私が直接差し上げるわけにはいきません。

神事と申しますのは、順序があります。神事には順序があります。
どうかひとつ、皆さん方がそれぞれ一人一人戴いて、世のため人のため、多くの人たちを救って戴くように、お願いを申し上げるわけでございますけれども。どうかひとつ、それぞれ修行ができるように、お願いを申し上げたいわけでございます。