2015年8月10日

祈願

8日に続いて本日も本部道場のお祭りに参加させて頂きました。暑さが少し和らいできて比較的過ごしやすい一日でした。遠方から来られる方はお盆のシーズンに近づくと暑さの上に交通渋滞が発生するので本当に大変と思います。本当にお疲れ様でした。

今日は先達の方から祈願の仕方についてのお話がありました。
本部道場で大神様に祈願をする時には、行の後に人に聞こえない範囲で声に出して祈願する方が多いですが、
大神様に祈願する時には、神殿のお姿(大國主大神様の石像)に向かい、はっきり聞こえる声の大きさで祈願する必要があるということでした。頭の中で念じたり、口元でブツブツ祈願してもダメだということです。人にお願い事をする時と同じように大神様にしっかり伝わるように伝えないといけないということでしょう。周りに聞かれたくない時には、周りの方がいなくなってから祈願すれば良いですね。

また、あちこちの分派から移って来られた方々は意図的に手を振りながら行をするように教えられていた方もおられるようですが、開祖天霊師の教えの中にはそのような教えはないと重ねてお話がありました。恐らくどなたかの創作でしょう。あくまでも行をしている内に自然と手が振れてくるのが本当であり、意図的に手を振るような行は返って逆効果であるということです。先日も取り上げましたが、魂清浄の神法の本にも書かれている通り、手を振っても振らなくても体内の迷霊は昇天しているのです。
また、行をする時に手を合わせますが、両手の親指だけ重ねる方がおられるようですが、これはいけないということです。覚えておいてくださいね。

2015年8月3日

霊動・手形

今日の甲府は本当に暑かった。体温を超えるような環境下で魂清浄ののりとを唱え続ける事はなかなか骨が折れますが、それでも長時間唱え続けていると、いつの間にか何も考えずただひたすらに行に打ち込んでいる状態に入り込むものです。

今日聞いた話で、どこかの分派の方々は魂清浄ののりとを唱える時に、唱えながら手を振るように指導しているという事でした。開祖天霊師は行の時に意図的に手を振るようなことは一切教えておられませんので、これは何かの間違いであろうかと存じます。

確かに仏教や古神道等の行法の中には、意図的に手を振るような行法がありますが、開祖天霊師が開基された魂清浄の神法は、正神のご指導の元で初めて世に出現したものであり、既存の宗教とは全く異なるものです。当然、既存の宗教の行法とは関係がございません。また、その意味も異なります。

魂清浄ののりとを無心で唱えますと、意図せずとも自然に手が動くようになり、時には手形が出たり、自分の体を撫ぜたり叩いたり体が動いたりと、自然に任せることで意図しない動きが出てくるものです。このような動きは体内の霊が体外に出るために必要な運動であると開祖天霊師の著書「魂清浄の神法」の中でも教えておられますので以下に抜粋いたします。

行は無心で肚に力を込めて声高らかに唱えるのですが、あくまでも自然にそうなってくるのであって、何か意図的な動作(例えば意図的に手を振る事、無理にお腹に力を入れて大声を出そうとする、独特なリズムで唱える等)が入りますと、無心となる事はできず、返って行の進歩が妨げられる事と存じます。心も体も大神様にお任せして一心不乱に行を行う事が早道です。