2016年5月15日

2016年度研修会

とうとう待ちに待った研修会が始まりました。研修会初日には、研修会専用の祝詞がよまれ一年間の研修が始まりました。この研修会では、開祖天霊師が講義された内容を一つも漏らすことなく、開祖の講義を完全に再現する形で進められます。系統立てて理解できるように、要所要所で徹底した説明が加えられます。
研修会の間に眠くなる方もおられますが、体内の迷霊も講義を聞いて納得して昇天してまいります。そのために講義が終わる頃には疲労感を覚えるものですが、そのまま眠ってしまいたい位に非常に心地よいものです。
研修会初日の講義では、「生まれ変わりがない事」から「他の人に迷惑をかけない事ならどんな事をしてもよろしい」という魂清浄の神法の教えが出てきた事が説明されました。このような説明を聞くと、自分の人生を大きな視野で見直す事にも繋がると思います。


<開祖天霊師講義録より抜粋>
ですから、そのように人間だけではない、生きとし生けるものにはすべて霊があります。そしてその霊というものは二度と再び肉体をもって生まれないようにできておるんだと。しかもそれがなかなか解明出来なかったところに今までの宗教的考え方あるいは把握の仕方が違っていた。そのように私達は私達の肉体をもって、もう一度この地上に現れることはできないという事を深く認識頂きまして、そしてこれからの生活様式これからの自分たちの生活というものに対して一切の心構えを持って頂いて、では、どういう風にしていけばいいんだろうか。生まれ変わることが出来ないんだったらどういう風にしていったらいいんだろうか、という風な考え方が問題となるわけでございます。
あとさきになりますが、そこで魂清浄の神法の一つの教えが出てきたわけでございます。

「他の人に迷惑をかけない事ならどんな事をしてもよろしい」
ひとたびこの地上に自分自らの霊魂と肉体をもって生まれてきた以上、他の人に迷惑をかけないことならどんな事をしてもよろしい。この教えが出てきたわけでございます。それは二度と再び生まれる事が出来ないからなんです。



2016年5月8日

2016年春季大祭

本部道場の春季大祭でした。日曜日の大祭となり、全国から大勢の奉賛会会員が集いました。本部道場の座る場所もなくなるような状態となり、机も片付けてしまい熱気溢れる大祭となりました。天霊先生は90歳とご高齢ですから、さぞお疲れかと思いましたが、すこぶるお元気で直会のお料理もお酒もよく召し上がっておられました。先生は甘いものがお好きで、会員の方が大量に持ってきてくださったカステラを沢山お召し上がりになりました。本当にタフなお方ですね。

2、3日前に支部の会員の方が急病になられて、本部道場に連絡して遠隔の祈祷をお願いしたのですが、本部道場でその霊現象が直接的に確認されていたこと、その方の病状もその日の内に良くなり、おかげで次の日に控えていた大切なイベントに参加できたという話を聞かせて頂きました。また、支部道場で行をしている方の状態を本部道場にて感得できた体験を聞かせて頂き、本部道場と支部道場が繋がっているということを教えて頂いたように思います。準道場や連絡所、奉賛会会員各人の家についても同様に、本部道場と直接繋がっているのだと思います。こういうことは知識としてではなく体験を通して学ぶものですね。今回の大祭でも、就職が決まった方、希望の部署に入れた方などいろいろな体験を聞かせて頂き嬉しかったです。大國主大神様が動いてくださった時は何かの形でそれと分かるようにしてくださるようです。

今月から1年間かけて、本部道場並びに各支部道場にて研修会が行われます。単に知識を詰め込むための研修会ではなく、各人の体内の迷霊も研修会の内容に触れる事で納得して17霊界に昇天する、修行の一環として位置付けられております。少しでも多くの奉賛会会員の方にご参加頂きたいと思います。この一年間の研修後に皆様がそれぞれどんなお姿になられるのかが楽しみです。(詳細日程は奉賛会会員専用ブログをご覧ください。)

「常々天霊師の申されます様に、この研修会に於ける一日の受講は、本部神前に於て三十日間の修行をしたのと同じ位の価値のあるもの・・(天霊新報第27号より)」


本日の大祭は大勢の方と一緒に長時間の行をさせて頂きましたが、普段の行ではなかなか出ないような迷霊を体内から昇天させて頂いたことを実感致しました。
五月は正神の大神様方にとって一年の始まりです。気持ちも新たに元気良くやっていきましょう!

天霊新報第27号より抜粋

2016年5月3日

神格位20位(天鈿女大神様)

神格位について、「天鈿女(あまのうずめ)大神様の神格位は20位ですが、自然神、人格神のどちらでしょうか?」というご質問を受ける場合があります。
昭和44年6月18日に発行された「魂清浄の神法」(添付写真参照)の人格神の説明箇所には「人格神の神格位は20位から76位」と記載されていることからその様な疑問が湧くのだろうと思います。

生前に人間であった大神様としては、大國主大神様(アシレス様;18位、アンテナ・アン様;19位)と天鈿女大神様;20位の御三方が自然神待遇を受けられております。
その理由を開祖天霊師ご自身が昭和47年3月18日から3日間に渡って行われた第三回研修会の初日の質疑応答の時間にご説明(訂正)されておられますので、以下に抜粋致します。

なお、二代目天霊師が復刻された「魂清浄の神法」(2012年12月8日発行)の中では以下の通り、正しい情報に訂正されておりますので是非ご一読ください。
人格神の神格位は二十一位から七十六位(大国主大神、天鈿女大神除く)まであります。人格神の最高神が大国主大神であります。大国主大神は神格位二十位(二十位以上は自然神待遇)だったのが、この度十七霊界形成の功により、 さらに格位を昇られ、女神の大国主大神(アシレス大神)が十八位、男神の大国主大神 (アンテナ・アン大神)が十九位、天鈿女大神も二十位になられております。 


<開祖天霊師講義録より抜粋>
〔質問者〕先生は自然神と人格神の第一霊界と第二霊界の、十九位と二十位、この前の去年の一回の研修会の資料じゃ十九位までは自然神だと・・?。

〔開祖天霊師〕いやいや違う二十位までです。十九位、十八位はですね、大国主大神様(アシレス様、アンテナ・アン様)が自然神待遇を受けてるからなんです。自然神待遇を受けて十八・十九なんです。だけれども人格神は原則として二十一位から始まります。
今一度申上げましょう。こういう事です。大国主大神様(アシレス様)が十八位で、鈿女大神様が二十位になっています。これは例外なんです。特別なんです

〔質問者〕大国主大神様は十七霊界の形成の功によって自然神に入られたって言われますが・・?。

〔開祖天霊師〕結局、鈿女大神も同じです。

〔質問者〕鈿女大神様も過去に肉体をもって、人格神だけど自然神に入られたのですか。何か功績が?

〔開祖天霊師〕自然神待遇を受ける功績、やっぱり天霊を援助しておる、こういう事です。ご祈祷の点、その他で(天鈿女大神様が)援助しております、魂清浄に。それで(自然神待遇に)上げられたわけです。自然神の、いわゆる待遇を受けているわけです。更に自然神の色々な影響を、例えば台風をですね、こういう風にして貰いたいとか、ああいう風にしてもらいたい、こっち(自然神待遇)でないと(自然神に依頼・要請する場合に)具合が悪いわけです。この要請にですね、そういう問題でここ(自然神待遇)に入れてあるわけです。よろしいですね。そういう理由から。理由があるんです。