2017年1月30日

二代目天霊師との座談から

私が大神様から言われてすることであって、それ以外の事を私はしていないつもりだけど。まあ、人生1才から始って何才までこの世に生き長らえていけるか知らないけれども、生まされたというか生んで頂いたというか、この世に生まれてこの年(当時86歳)まで生かさして頂いて、色々見聞きしてね、体験さして頂いた、一つの人生ですね、お互いが。
それは大神に対して、お礼を常日頃申し上げて、人生を送る。「俺が生まれて来て俺の人生だ」と言うのではなくて、大神樣方から御授け頂いた人生で、色々気が付き目につく事があったならば、これを大神の御神示だと思って履行していくという事が一番の人生だと私は思って今日まで生きて来ている。
だから、今あちら(17霊界)へ、身罷られてもこれは神の御神示だと思って時を過ごしている。だから皆さんもその様な気持で、生きるも死ぬもこれは自分の考えじゃないね、大神樣方のお計らいというか取り持ちというかね、それで日を送っている。着るもの、食べるもの、すべてが神から御授け頂いているということだね。だからあまり欲張らず、かといって施しという線に於いても、これも難しい事ではあるけども、自分の力、人力に於いて尽くせる事は尽くして世を送っていく。あまり我利我欲はあまりしない様に、授かったらば施す、これが大神樣方の教えだと私は思ってお仕えさして頂いてるんだけど。まあ、より美味しい物を頂くとかね、より良いものを着るとか、こういう事は二の次にして、 自分が食べたり着たりしている事が今、出来ているならば、それ以上に物があれば悩める者に施すと。どれだけ我利我欲を欲しいままにしたって、あの世へ行くにはそんな物は必要無いんだからね。自分の食べるものとか着るものとかが補充されたならば、あとは悩める者に施してね、助けて上げる、だだその施された者が十人十色でね。俺は動かなくてもいいんだ、施して貰っていればいいんだという奴も居るしね。その内の八割はそういうのが多いんだよね。二割は施してあげよう、俺がこうしてやっていられる事は大神様の御蔭だからと施すのは二割位。施してもらって当り前だと思っているのは八割。今の世の中は、そういう人類が多い。尽くせと言うよりか尽くしてもらうという方が多い。
まあ、幾世代、一つの世代も終るかもしれん、また、私より前の世代の人が施して来てるかも知れん。先代の人は、自分(二代目天霊師)が(先代に)生きてないから分らないけれど、その様にして順送りになって来ているんだよね。だから、我欲も必要かもしれんけど、ほどほどにして、自分が、我欲が満ちたならば、今度は人に施して、ただ施される者も、まともに生きずに施されるのが幸いだなんてのが世の中八割だね、施してもらえばやりたい放題して、施されて、あはは安気だ、安楽だというのが八割、二割が施してあげてる方だから、その時点の見境が大変だね。
ただその八割は、目が見えて施さんで生きてる時はいいかもしらん、あちら(17霊界)へ行ってからが大変だよね。そんなことし てて、あちらへ行ってから大神様は許さんと思うね。だからこの世に於いて施されて幸せな人生を送って、あちらへ行ってもその様な人生を送れるかと思うとこれは間違いで、やはりこの世に於いて尽くして、初めてあちらへ行って施されるという事ね。まあ、生きている人生なんてものは知れたものだね。百年も生きられないんだから、七、八十年、生きればいいとこ。ところが、あちらへ行ってからは、何百年何千年になるのかは、私もまだ行っていないから分らないけど、そうじゃないかと思うんだね、私は。
だからあちら(17霊界)へ行ってからの時代が長い、その時は生きてる頃の見返りを受けるから、やっぱり、この世にある限りは最善を尽くしてからあちらへ行くという事だね。人生なんてものは、七、八十年でしょ、百年までは生きられないと思うけれど、百年を生きたとしても、あちらへ行ってからは、何百年何千年になるのだから、みんなこの七、八十年を目度に、何も人に施すなんちゅうのは二の次でね、自分が生きるには、それなりの人生があるから、自分の事をね、人の事は二の次にして、自分の人生を生きればそれが一番だと思うね。
みんなが自分の事も出来ないのに人に施すなんていうことまで言ったら、人に施すなんていう事は、どこまでやればいいのか、そんなことはやり尽くす事は 出来ない事だから、まずは自分の事を、人に迷惑をかけん様に、自分の事を自分で尽くすと。食べるものから着るものからね、人に迷惑をかけてはいけない、それに尽きたら今度は人に施すなんて思う様な人もあるかもしれんけど、それも必要かもしれないけれど、そんなことは余計なことで、まずは自分の事だけを目一杯、人に迷惑をかけない様に人生を送れば、それが一番だと私は思って生きてるんだけど。人に施せるだけになれば偉いものだけど、(普通は)自分の事だけで目一杯だな。
2012.12.9 二代目天霊師 談

2017年1月10日

植物霊物語と神話伝説辞典

開祖天霊師が執筆された「植物霊物語」は会報「天霊新報」の19号(昭和47年9月発行)から61号(昭和51年2月発行)に不定期に連載されていました(全28回)。

植物霊物語の中には他の書籍からの引用が多く見られますが、開祖天霊師が執筆の際に参考にされた書籍が「神話伝説辞典」(東京堂出版)です。初版は昭和38年4月、内容は神話、伝説、昔話、説話、歌謡、信仰に分類されており、513頁にわたる大作です。

開祖天霊師がこの本を読んでおられた時代には、今のようなインターネットの検索機能などありませんから、必要な情報を探すためにこの本を隅から隅まで読まれたことでしょう。

当時の植物霊物語の連載は、魂清浄の神法が完成して間もない時期(17霊界完成は昭和34年6月16日)であり、魂清浄の神法をこの世に広めようとしておられた開祖天霊師のご活動の一つであったかと存じます。実際にこの本を手に取って読んでみますと、当時の開祖のご苦労が眼に浮かぶようです。今は中古でしか手に入りませんが、比較的安価に入手可能ですから、一度手にとって読んで見られてはいかがでしょうか。

現在、植物霊物語は天霊神霊研究所から発行されておりません。
実はこの植物霊物語は天霊新報への連載以前に、一般雑誌「神霊文化(のち改め日本神学となる、日本神学連盟発行)」に昭和43年10月から不定期に連載されておりました。
今日現在、巷で売られているものは、天霊師の許可なく誰かが勝手に出版したものです。これらは上記の神霊文化に掲載された文章を元にしており、のちに天霊神霊研究所発行の天霊新報に連載されたものとは若干内容が異なっております。また、これらは著者である天霊師が公式に認定したものではありません。どうぞお気をつけください。

もし、天霊新報に掲載された植物霊物語を読んでみたい方がおられましたら、甲府市の天霊神霊研究所本部道場まで御連絡頂けましたら、天霊新報そのものをお見せする事ができますので、御気軽にご相談ください。メール送信


 

2017年1月9日

松葉酒

昨日本部道場から頂いてきた松葉を使用して、今年も松葉酒を漬け込みました。
例年の通り、二升瓶を二瓶分漬け込む予定でしたが、大國主大神様のお姿(石像)の重い軽いで伺ったところ、今年は一瓶で良いとのお答えでしたのでその通りに致しました。
アルコール度数が高いものを使用していますので、ちびりちびり飲むようなものですから、一瓶でも一年間楽しむことができるでしょう。

昨年一年間漬けた松葉酒が非常にまろやかで得も知れぬうまみを帯びています。これは貴重です。疲れた時のこの松葉酒は格別です。


2017年1月8日

睦月の御祭り

本日は本部道場の睦月の御祭りに参拝させて頂きました。日曜日であり、明日の成人の日との連休ということもあり、全国から大勢の奉賛会会員が参加されました。
今日の甲府は雪の予報でしたが、関西や北陸などから遠距離を運転してこられた方々は誰も雪に降られなかったということです。結局、御祭りが終わり、皆さんが帰途につかれた後、静かに雪が降り始めました。電車で来訪された方々は帰りに甲府駅に辿り着いてすぐに雪が降り始めたので濡れずに済んだそうです。あまりのタイミングの良さに大神様方が雪を止めてくださったに違いないと仰っていました。

また本日は、本部道場の年送り大祭、年迎え大祭の際に神殿に飾られていた松葉を頂きました。これらを使用して、今年も松葉酒を作る予定です。
私の家では毎年4リットル瓶を二本分の松葉酒を仕込んでいます。現在は昨年正月に漬け込んだ松葉酒を飲んでいますが、非常にまろやかで滋味のある風味に仕上がっています。
松葉酒は美味しい上に大神様の霊薬にもなるということですから大切に飲んでいます。
念のため、二代目天霊師の本部道場で使用された松葉を使った場合のみ「霊薬」になるそうですから、ご自分の家の松葉を使用しても霊薬にはなりませんのでご注意願います。

昨年末に本部道場で行われた研修会では、幣の裁ち方、組立て方、祓いの作法について実演しながら講義されましたが、この時のビデオ編集がようやく終了し、奉賛会会員のみ限定で公開されました。撮影・編集に携わられた方に感謝を申し上げます。
この動画を見れば、初心者でも正しく幣を裁ち、組立てることが出来るよう、非常に分かりやすく解説されています。会員になられて日が浅い方、分派から移って来られた方などは必見と思います。
本部道場で使用される幣については、他(支部、準道場、連絡所、一般家庭)とは一部組立て方が異なりますが、今回はこれについても解説されています。

2017年1月5日

年の始めに

魂清浄の神法は「一にも行、二にも行、三にも行」。今年も気合を入れていきましょう!

2017年1月1日

謹賀新年2017

 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。昨年は皆様から良い話を沢山聞かせて頂き、魂清浄の神法の優位性を再確認させられる場面が多く見られました。今年も奉賛会会員の皆様がさらにご発展されることを祈念いたします。

 大晦日から元旦にかけて本部道場の年送り大祭、年迎え大祭に参拝させて頂きました。
これらの大祭は大晦日の夜23:30過ぎから新年にかけて祭式が行われますため、遠方から大勢の方が泊まりがけで参加されました。そのまま本部道場に宿泊された方々、ホテルを予約された方々、強靭な体力の持ち主は祭式後にまた遠距離を運転して帰られた方々もおられます。皆様のその熱心さには頭が下がります。頭が魂清浄一本になっていないとなかなか出来ないことだと思います。皆さま本当にお疲れ様でした。
 
大祭後の直会では、美味しいお正月料理の数々が振舞われました。デザートも秀逸でした。また奉賛会会員の方がお持ちくださった沢山の馬刺しにも舌鼓を打ちました。本当に有難うございました。
 このように御祭りの準備をしたり、大量の直会の料理を準備して大勢の人を迎え入れることは、想像するよりも多くの労力を要するものであり、大國主大神様が奉賛会会員をお迎えする準備を代行している事になり、これらもまた重要な神事です。基本的に神事は全て無償の行為ですから、参加される方々も常にそれを念頭に置いて、お互い感謝の念を忘れぬようにしたいものです。

 今年2017年は奉賛会においても個人的にも多くのイベントで盛り沢山になりそうです。魂清浄の神法を通じて会員各人のさらなるご発展がありますよう祈願致しました。
 大祭の帰りには参拝者全員に大神様からのお年玉として「葡萄液」を授かりました。これは万能薬になると言われています。毎年、年の初めにご家族で大切にお飲み頂きたいと思います。
 また今回、一位の木の苗を授かりました。これは東北にお住いの奉賛会会員の方から本部道場にお送り頂いたものです。まだとても小さな苗でとても可愛らしいです。これから大切に育てていこうと思います。この東北の会員の方にこの場を借りて御礼を申し上げます。誠に有難うございました。

今朝の富士山はまた格別でした。見事な初富士です。二代目天霊師の下で大國主大神様にお仕えしておられる奉賛会会員の皆さんとそのご家族の一年が、この富士山のようにさらなる高みに達することを祈念いたします。