2017年8月20日

花より実をとれ

開祖天霊師がよく口にされていたという言葉の一つに「花より実をとれ」という言葉がございます。

この言葉を現代の辞書で調べてみても見当たらず、似たような言葉では「名を捨てて実を取る」「花より団子」「花も実もある」ということわざが見つかりました。
これらのことわざの「花」とは外観や地位、名誉などの外見できるものを指し、「実」とは実益、実利など中身が充実している状態を指します。
ですから「花より実をとれ」という言葉も単純に「外見にとらわれず、中身重視で・・」という教えだと考えていました。

ところが先日、行をしていた時にこの言葉が頭に浮かんで来たのですが、その時突然「実というものは、花が終わった後で出来るもの」という直感が来ました。
そこで正しいのかは分かりませんが以下のように自分なりに解釈してみました。

通常、花が咲き終わった後で実が成りますが、収穫できるまでにはそれ相応の時間を要します。
これと同じように、大國主大神から授かった「才能」「力」なども促成栽培ではなく、じっくり時間を掛けて、実が大きくなるまで育ててから収穫してほしい、早く成果を得ようと焦ることなく、じっくり時間をかけて実力を養いなさい、という御心ではないかと思いました。

この直感を得る少し前に、就職活動について悩んでいる学生の方々とお話しする機会があり、よきアドバイスができるように祈願しておりましたので、それに関連してお答えを頂いたのではないかと思います。

開祖天霊師、二代目天霊師からお教えて頂いた様々な「言葉」について、行を通じて思ってもみなかった局面から理解できる事がございます。その状況に応じての教えと思いますので、いつでもどこでも通用するかは分かりませんが、大神様が私達をいつも見ていてくださっている事を感じます。(下の写真は文面とは関係ございません)

2017年8月8日

葉月の御祭

本日は甲府にある本部道場の葉月の御祭に参拝致しました。
大型で動きの遅い台風5号の影響で、本日の山梨県の雨量は400mmを超えるとの予報があり、昨日から中央自動車道は不通となり、電車についても甲府駅を通る中央線本線も終日運転見合わせになるなど、果たして全国の会員の皆さんが無事に参拝出来るのか危惧しておりました。
しかし、山梨県直撃という予想が多かった今回の台風は天気予報での予想に反し、今朝方能登半島の方角に向かい、結果として本日の参拝予定だった方々は全員無事に参拝する事が出来ました。甲府は雨も降らず真夏日となりました。この劇的な展開に半ば唖然としながらも流石は本部道場の御祭だと感服致しました。これは自然神の大神様方のお力によるものと思います。

本日、御祭の後に何組かの霊界誘導の祭式が行われました。また病癒しの行が行われました。魂清浄の神法の霊界誘導や病癒しの祭式では、毎月の御祭の時とは全く異なる専用の祝詞がよまれます。これも開祖天霊師がおつくりになられた祝詞です。
病癒しを祈願された方の身にまつわる迷霊や関連する迷霊達を17霊界に導く際に霊導きの鞭や除霊石を用いる事があります。
霊導きの鞭は通称・竹鞭などとも呼ばれますが、鞭と名が付いているからと言っても、決して人を叩いたり人に触れたりする事はありません。

魂清浄の神法の病癒しでは、人の体に触れる必要は全くありません。距離は関係なく、対象者が近くにいても遠くにいても同じように効果を発揮する事が可能です。他の宗教などで行われているいわゆる「手かざし」「手当て」などとは根本から異なるものです。

二代目天霊師に異を唱え勝手に分派活動をしている団体の中には、行と称して人を叩いたり蹴ったりする者がいるそうですが、いくら一生懸命魂清浄を唱えても、分派活動ゆえに大國主大神様が迷霊の昇天を許さないため、何の効果も出せず、力任せに迷霊を出そうと試みているのかもしれません。その為に叩かれた人が怪我をしたケースまであると聞きましたが、これが事実なら危険極まりない行為だと思います。病を癒すと称して病を作っている様は本末転倒であると思います。
痛みを与える事で迷霊が痛がって出るなどと考えているのかもしれませんが、体から無理矢理出した迷霊を霊界に昇天されられないのですから、迷霊は再度他の人の体の中に入り込みます。これは堂々巡りであり、単に迷霊を虐めるだけの行為にほかなりません。いずれにせよこれらの行為は魂清浄の神法ではありません。
魂清浄の神法は離れて癒すのが原則」です。迷霊といえども、全ての霊は大神様方の子供ですから虐めるのではなく、17霊界に昇天させてあげて幸せにしてあげなくてはいけません。

正神の大國主大神の元で魂清浄ののりとを唱えて、迷霊を17霊界に昇天させる為には、二代目天霊師の奉賛会会員になって頂く必要がございます。霊的にそのような仕組みになっています。これは上記のような誤りを教えている分派活動を防ぐためのものです。

他の方法や他の宗教で迷霊にアプローチされる方々については個々人の責任で行われている事と存じますので、ここで申し上げる事は何もございません。
しかし、魂清浄の神法を通じて大國主大神にお仕えする場合には、二代目天霊師の元で大國主大神にお仕えしない場合は、大神様方から「分派活動」と見なされますので、この点だけは肝に銘じて頂きたく存じます。