2019年10月26日

ぜんざい(神在餅:じんざいもち)

魂清浄の神法の御祭神は大國主大神様です。この大神様は島根県の出雲大社(いずもおおやしろ)の御祭神でもあります。出雲大社では大國主大神様は男神とされていますが、魂清浄の神法では女神と男神の二柱の大神様とされていますので、少し異なる部分があるのですが、生前の開祖天霊師が出雲大社教の大講義でもありました。天霊神霊研究所で使用されている祝詞や紙垂なども同じ形式のものが用いられています(全く同じものではありませんよ、念のため)。

天霊神霊研究所の月例祭の時に「つるの子餅(すあま)」を授かります。これは開祖天霊師が製造するお店まで指定されているものです。また、春秋の大祭の時には魂清浄マークの入った紅白の落雁(らくがん)を授かります。上質の和三盆を使用した美味しいものです。これも開祖天霊師自ら指定されたものです。


実は出雲大社に神有月(かみありづき:旧暦十月)に参拝しますと、「神在餅(じんざいもち)」を授かります。これが天霊神霊研究所で毎月授かる「つるの子餅」そっくりなのです。

また、出雲大社の周りには「ぜんざい」を振る舞うお店が並んでおりますが、このぜんざいには「紅白のお餅」の入っています。出雲ぜんざいは旧暦10月に神議り(かみはかり)で出雲にお集まりになられた神様が各地にお帰りになる時に振る舞われた「じんざい餅」が起源であり出雲がぜんざいの発祥の地と言われております。
この出雲ぜんざいの「神在餅」が紅白であり、これも天霊神霊研究所の大祭の時に振る舞われる紅白の落雁と同じ意味のように思えます。

開祖天霊師が出雲大社で修行された経緯があるので出雲同様のお餅を振る舞うようにされたのか、はたまた、同じ御祭神である大國主大神様が天霊師に指示をされたのかは今となっては分かりませんが本当に似ていますね。

出雲大社の神在餅
天霊神霊研究所のつるの子餅
出雲のぜんざい
天霊神霊研究所の紅白落雁

2019年10月22日

直会(なおらい)の意義


本部道場、支部道場の月例祭の後に、直会(なおらい)があります。これは神人共食とも申しますが、大神様に捧げたものを共に飲食する事です。大神と人が共に飲食するという意味もございます。

せっかく遠くから本部道場、支部道場の御祭に参加しても、直会に参加されないで帰る方がおられると聞きました。これは大変勿体ない事と言えます。「直会の意義」を正しく理解されていないのではないでしょうか。

開祖天霊師のお教えでは、直会のお神酒、ご馳走には「大神様の霊気」が入っており、これを食べる事で体内の霊が昇天せざるを得なくなると言われています。
また、迷霊が抜けた後の「細胞の調整」もこれら直会の食事で行われるという事ですので、御祭の祭式のみ参加されて直会には参加されない事が片手落ちであるという事がお分かりになるのではないかと存じます。


開祖天霊師が発行された機関紙「天霊新報」の第八号に「神法における祭の意義について」の記事がございます。この中に直会に関する記述がございますので以下に抜粋いたします。出来ましたら、直会の意義を再認識して頂き、極力参加される事をお勧め致します。


<天霊新報からの抜粋(第八号)> 一部現代語に意訳します

御祭の後の直会のお神酒ご馳走には「大神の霊気」が入っており、これを食べて体内に入れる事により体内の迷霊は居たたまれなくなって昇天するのであります。迷霊が抜けるから体が丈夫になる訳であります。

霊薬も同じ理屈で大神の許可を頂いて作る霊薬、例えば、血圧・心臓の薬、神経痛の薬等も材料は現世の物質ですが、これに「霊気」を入れて下さるから、その薬の物質が体内にある間は(体を)悪くしている迷霊は昇天せざるを得なくなり、(体の)悪い箇所が癒るのであって、(薬に)使用されている物質が今の医学や薬学で言われているように、その成分で癒るのではありません。

また、迷霊の抜けた後の肉体の細胞の復活も、これら「大神達の霊気」によって早く健全なものに復活させて頂けるのであります。言葉を変えれば生命力を旺盛にしてくださるのであります。

2019年10月21日

[公開]天霊新報

開祖天霊師は生前「天霊新報」という機関紙を毎月発行しておられました。
この中には魂清浄の神法が詳しく説明されており、特に開祖天霊師が生前講義された内容のエッセンスも余す事なく記載されております。そのため、これらの記事を熟読する事により魂清浄の神法をより深く学ぶ事ができます。皆様の行の一環としてお読みくださる事をお勧めしております。

今回、三代目天霊師よりお許しを得て、この「天霊新報」を順次公開する運びとなりました。

なお、個人機密情報を保護するため、当時の会員のお名前,住所、写真、お店の宣伝等、明らかに個人が特定出来得る情報につきましては基本的に消去させて頂きます。

但し、当時の道場名、霊名等の開祖天霊師時代の天霊神霊研究所にて授かった事象につきましては、天霊(職)を継承された三代目天霊師の天霊神霊研究所に帰属することとなりますので、そのまま掲載させて頂く場合がございますがご了承ください。


2019年10月20日

三代目天霊師

2019年2月9日に二代目天霊師(遠藤守霊師)が十七霊界に92歳で昇天されました。
二代目天霊師は昇天される前に、開祖天霊師の御息女である佐藤育子様に対し、次代となる「三代目天霊師」についてご遺言を残されました。
それは「三代目を早川君に」というものでした。

二代目天霊師が昇天された月の天霊祭2019年2月24日(開祖天霊師昇天日)の祭式の時に、このご遺言の証人である育子様から奉賛会会員に対し、二代目が育子様に御遺言を授けた時のご様子を克明にお話しされました。そして二代目天霊師の御遺言通り早川てつ霊師を三代目天霊師として支えて頂きたいというお言葉で締め括られました。会員一同、満腔の敬意をもってお話を承わった経緯がございます。

元々、二代目天霊師が高齢になられてからは、祭式をはじめとする諸事全般に渡り全て早川てつ霊師が代理を務めて来られましたので、てつ霊師が三代目天霊師になられる事は奉賛会会員にとって極自然な事でした。そういう意味で至極スムーズな代替わりであったと思います(令和元年2月9日付)。

開祖天霊師の御息女である佐藤育子様は、開祖天霊師が二代目天霊師(守霊師)を任命する際の御遺言の証人の役割を担われた経緯がございます。
そして今回は、二代目天霊師が三代目天霊師(てつ霊師)を任命する際の御遺言の証人を担われました。

御尊父である開祖天霊師が開基された魂清浄の神法の「三位一体(魂清浄・十七霊界・天霊)」の内、代々一人だけに継承される天霊師(職)の任命について、「天霊師任命の御遺言の証人」という大役を二度も担っておられるのは決して偶然ではありません。

これは育子様が常々二代目天霊師の事を実父のように慕ってこられ、二代目天霊師も育子様を大変信頼されていた事もございますが、それのみならず、十七霊界におられる開祖天霊師がご自身の娘である育子様を使って、魂清浄の神法の三位一体が崩される事のないよう「天霊職継承の立会人」となるように特にご手配くださったものと推察致します。

今後、魂清浄の神法を通じて大國主大神様にお仕えしたい方は、三代目天霊師(天霊職)と直接繋がる必要がございます。この繋がりなしに正神の大國主大神様が動かれる事はありません。
どうぞこの機会に天霊師の元にご参集ください。


2019年10月18日

祝!天霊神霊研究所 公式ホームページ開設!

天霊神霊研究所の公式ホームページが開設されましたのでご紹介いたします。
天霊神霊研究所公式ブログ開設から8年ぶりのホームページ開設となりました。

これは三代目天霊師が自ら作成されているものです。ぜひ読者登録してくださいね!

2019年10月8日

秋季大祭2019

本日は本部道場の秋季大祭に参加させて頂きました。本日はウィークデイでしたが全国から大勢の会員が集い盛大な大祭となりました。もちろん開祖のご息女である育子様もご夫婦で参加されました。天霊師による心のこもった祝詞奏上の後、全員で魂清浄ののりとを唱えました。大神様方が本当に喜んでおられるのがよくわかる一日となりました。

直会では色々な話に花が咲き、笑いの絶えない場となりました。悪い話が一つもないというのは本当に良いものですね。ここには記しませんが、本日はいろいろな良き変化の日でもありました。今後の天霊神霊研究所の発展を本当に楽しみにしています。
身内である奉賛会会員の皆さんと一緒に手を携えて「本物の魂清浄の神法」(分派などではなく)を世に広めていく一石となりたいとあらためて祈念致しました。


下の写真は今年の春季大祭に竣工した新しい本部道場の御神殿です。ようやくお見せする事ができました。この神殿は全て漆で仕上げられており、光が当たり具合によっては黄金色に見える事があります。

神殿の最上階には天霊師(天霊職)が代々受け継ぐ「神格位一階位の辞令」と開祖天霊師の石の大國像(通称:お姿)が祭祀されております。

魂清浄のマークが入った青い幕の上には、開祖天霊師時代の御神殿(甲府市城東)に掲げられてあった「魂清浄の横額」が飾られております。
この横額の文字が開祖天霊師の奥都城(おくつぎ:神職の方の墓)に刻まれています。本部道場にとっていかに重要なものかがお分かりになるかと存じます。

さらに今回初公開となりますが、上の写真の右端には「天霊神霊研究所の表看板」がかけられております。これは開祖天霊師時代の本部道場(甲府市城東)に実際にかけられていた看板です。いわば天霊神霊研究所本部道場である証(あかし)とも言えるものです。
他に開祖天霊師の石で作られた「天霊印」も含めて上記は全て、現在の三代目天霊師(天霊職)が継承しておられます。

開祖から二代目、二代目から三代目へと繋がっている天霊師(天霊職)抜きにしては、大國主大神様は動かれませんし、それは魂清浄の神法ではありません。
魂清浄の神法は、現在の生きておられる「天霊師」と直接繋がってはじめて、正神の大國主大神様が動いてくださるという事を今一度ご確認頂きたいと思います。天霊師とは生きている人間側の代表者なのです。