よく巷の宗教では、難しい戒律や教理が説かれている場合が多いのですが、魂清浄の神法に戒律は存在しません。一貫して魂清浄の祝詞を唱え、大神様への祈願が原則となっております。
以下の写真の額縁の「教へ」は開祖天霊師が説かれた内容ですが、行を進める上で大切な心掛けとして教えられております。この額縁は二代目天霊師の神前にかけられているものです。
1.他の人に迷惑をかけない事ならどんなことをしてもよろしい。
2.他の人の言葉に耳を傾けなさい(言葉とは文字も含みます)。
3.魂清浄を唱える者は総て身内である。魂清浄を唱えない者はたとえ血道をわけた者でも他人である。
4.大神から授かった生命財産を完全に消費する事が大神に対する恩返しである。
一、二項目については、一般常識のようでもあります。しかし、実際の生活の中でこの二つを実行する事はなかなか難しいです。特に自分の欲が前面に出てきますと自分勝手な言動に走ってしまいがちになるのが現代人ではないでしょうか。魂清浄を唱える事で心の我(が)が削れて来て、これらの教えを実践する事が出来るようになってきます。
三項目は一般には理解が難しいと思いますが、魂清浄を唱え始めますと一緒に行をしている方々に対して「心の壁」を感じなくなります。一般に気が合う人とは付き合えますが、気が合わない人は顔を見るのも嫌ということがあると思いますが、魂清浄を唱えている人同士ですと、元々苦手であった人でも気にならなくなり、お互いに必要な助言もしてあげられる仲になってきます。これは魂清浄を唱えることにより、自分の体内の迷霊が昇天するために、他人の体内の迷霊との争い(霊的闘争)を起こそうとする原因がなくなるからです。
四項目。人間は産まれてくる時に、大神様から一生の間に使用する「生命」と「財産」を授かっております。ところが体内に多くの迷霊が居りますと、一生の間に病気になったり,事故にあったりと様々なトラブルに巻き込まれて、せっかく授かった生命と財産が削られてしまうことがあります。魂清浄を唱えることにより、大難は小難、小難は無難となり、授かった生命も財産も余すところなく使い切って、最期には17霊界に昇天することが可能となるという事です。