2019年12月8日

師走の御祭

12/6〜8の間、本部道場にて宿泊行をさせて頂きました。我も忘れるような行が続き、行に入り込みすぎて途中意識を失いそうな瞬間もありましたが、そういう瞬間に大きな迷霊が体内から抜けるようで行の後でスッキリした感覚がございます。
夜は本部道場内にある温泉に入らせて頂けますので心身ともにリラックスし温まりました。三度の食事も本部道場で用意していただくのですが、本当に申し訳ないくらい沢山美味しく頂きました。至れり尽くせりとはこの事でしょう。
本当に全てを忘れて行に集中し切る事ができるのが本部道場の宿泊行だと思います。

8日の御祭は日曜日という事もあり、普段なかなかお会いできない方ともお会いする事ができ話に花が咲きました。「魂清浄を唱える者はすべて身内である」というお教えを現実の感覚として感じられます。比較的新しい方ともお話しする機会に恵まれ嬉しかったです。
個人的には魂清浄を唱え始めてから30年近く経ちますので様々な経験をしてきましたが、今までに多くの方々と接してきまして、特に新しい方は心身ともにいろいろな変化が出て不安になる傾向が見られます。修行に先輩も後輩も無いという事もありますが、同じ現象が出ても経験の深い方は動揺する事なく冷静に対応できるものですので、いつも周りの人ばかりに相談するのではなく、たまには違う方とも意見交換してみて、自分の状態を改善する一助とされてはどうかと思います。
勿論、天霊師に直接相談される事が最速の道ですので躊躇なくご相談されることをお勧めします。

魂清浄の神法というものは「神対自分」ということを申しますが、あらゆる場面において個人が大神様と直接対峙して行をするものです。その中に天霊師がおられて必要に応じて、祈願に応じて導いてくださいます。
そういう意味でいつもグループで固まって神仕えするという事はなく、あくまでもお一人お一人が神対自分であります。

これは天霊師にも確認してみないといけない事ですが、実は師走の御祭の時に本部神殿に向かって魂清浄ののりとを唱えていましたら、女性の大神様(女神)のような方がそばにいて私の肌の悪い部分を手当てしてくださっている感覚がありました。ふとその時に、会員一人一人それぞれを面倒を見てくださる担当の大神様がおられるのではないかと感じました。あとでお姿で確認してみましたらその通りと答えが出ました。

それ以来、何となく御神殿に手を合わせて唱えるのではなく、いつもそばにいて自分の面倒を見てくださっている大神様の存在を意識しています。日常生活でもいろいろな問題に逢着しそうな時に、そばにおられる大神様に祈願・祈念して事にあたると物事が予想に反してスムーズに行く場面を何度か体験させられまして、そういう場面を用いて教えて頂いているのかと思います。

「魂清浄を唱える者はすべて身内である」。会員同士の事もありますが、自分を陰日向なく見守ってくださる大神様の存在を意識する時、嗚呼一人ぼっちでは無いんだなあ、というような安堵感とでもいうような感覚が心に広がります。普段家族と一緒にいますので一人ぼっちという言葉はおかしいかもしれませんが、大神様が家族以上に近しい感覚が芽生えます。

私個人の「神対自分」は人類最高神であり敬愛する大國主大神様への信仰と私個人のそばに居てくださって、いつも陰日向なく守ってくださる大神様(大國主大神様の配下の大神様では無いかと勝手に考えておりますが)への感謝と思慕にあります。神と自分の関係はお一人お一人異なりますし、年月を経るに従って変わていくものかもしれません。信仰が深まる方、薄まる方、いろいろですね。たとえ見えなくても聞こえなくても、そばで守護してくださる大神様を意識する事は神対自分の距離を縮めることにつながると自分の体験から言えると思います。

下の写真はヨーロッパ在住の奉賛会会員の方々から送って頂いたものです。もう長いこと海外に住まれわていて毎年あちこちの写真を送って頂いています。今年ももうヨーロッパ各地でクリスマスマーケットが行われているようです。今年の写真はオーストリアウィーンの市庁舎の写真だそうです。本当に賑やかですね。

クリスマスイブ12/24は天霊神霊研究所本部道場では「予言の日」です。通常とは異なる祭式が行われます。「大神様方のための御祭」とも言われているそうです。毎年非常に厳粛な雰囲気が感じられる御祭です。これは大國主大神様(女神・アシレス大神様)が高天原を創設された日が12/24であり、この日に因んでおります。