開祖天霊師より魂清浄の神法において「天霊」「魂清浄ののりと」「十七霊界」は三位一体(さんみいったい)であると教えられております。
この三位一体(さんみいったい)とは、「天霊」「魂清浄ののりと」「十七霊界」の内、どれか一つでも否定すると、祈願しても正神はお働きくださらないということです。
例えば、天霊師と関係を持たなくても、「魂清浄ののりと」さえ唱えれば良いとか、天霊師と関係を持ちさえすれば、「魂清浄ののりと」を唱えなくても霊は昇天するだろう等ということは絶対にございません。
開祖天霊師の教えは、「天霊」とは「職」であり、魂清浄の神法における現世における最高責任者であるということです。また、この天霊職に神格位一階位が付与されているのです。この天霊職は天地宇宙大神(天御中主大神)、産霊大神の依代(よりしろ)となります。そしてこの天霊職は現世に生きる人間が順次継承するように大神により決められております。
これについて生前、開祖天霊師御自身も御自分が17霊界に昇天をされる時にはこの「天霊職」を離れ、大國主大神の弟子に戻ると仰っておられまし た。それでは何故、このような仕組みが必要となっているのでしょうか。
これについて開祖自らが教えられた時の記録が残されております。
「(開祖天霊師)魂清浄の神法は分派活動が許されないようになっております。と申しますのは近頃の宗教は盛んに分派活動をして、宗教同士の戦争をやっております。そんな関係で分派活動を許しません。これ(上写真の額)はそのためにあそこに書かれてあります。(中略)
これ(上写真の辞令)は生きている者で初めて貰っているのは私が、要するに私というよりも「天霊という言葉」です。これが貰ってあるわけです。従いまして、その責任者を忘れると霊が昇天をしません。しませんというよりも、大神達がそれを許さんようにしておるわけです。それは何のためにかと言うと、分派活動を許さない。霊的抗争を起こさないために、頂点を外していない、こういうことでございます。」(第一回幹部研究会資料より)
また,初級研修会においても以下の通りご説明されております。
「(開祖天霊師)神格位の問題に入ります。そこに額(上写真)があります。『仰いで無限の生命を知り、伏して 千代萬の神を知る。キリスト生誕一九六〇年九月一日宇宙この天体に神人を生す。それ 天霊にして神格位一階位に叙す。』という辞令を頂きました。(中略)
私が偉いから頂いたのではございません。というのは、天地宇宙大神ならびに産霊大神のご霊媒をするためと、十七霊界を造るために必要となったために授かったわけでございます。すなわち、人間の言葉では自然神を律することはできません。神の言葉でないと神を拘束できない。その必要から授かったものでございます。魂清浄の神法ができて初めて宇宙人類に神格位というものができたわけでございます。(中略)
神格位一階位は私が偉いからではございません。生きている者に必要性があって一階位を授かったわけでございます。宇宙の人類には魂清浄の神法ができて以来、これが必要になってきたわけでございます。(中略)
この階位は初めてできたものでありますために継承されます。継承されるのは人類であるということ。ただし、この継承者は私(開祖天霊師)の親族の者ではありません。白人になるか黒 人になるか、あるいはまた黄色人種になるか大和民族になるかわかりません。誰が二代目天霊になるかわかりません。しかし、人類が継承することに間違いはありません。」(初級研修会資料より)
魂清浄の神法においては分派活動を許さないために、また天地宇宙大神、産霊大神のご霊媒のために、 十七霊界を造るために、この「天霊」という職が必要になってきたということです。
開祖天霊師は当初十六霊界の創成時には神格位十一位を授かっていたという事ですが、後にもう一つ霊界を加えて「十七霊界」が1959年6月16日に完成し、その約一年後に開祖天霊師が神格位一階位を授かりました。
どんな方でも色々な願い事をお持ちであると思いますが、正神の世界においては、現世内のことは現世に生きる者の「祈願」によってのみ大神が動くことができるという鉄則があるということです。この十七霊界創設のように、神霊界のみならず現世にまで大きな影響を及ぼす大改革を断行するため、現世で生きる人間であった開祖天霊師に神格位第一位である「天霊職」を授ける必要が生じたということです。
その後この天霊職は、開祖天霊師がお亡くなりになる一年前の昭和49年2月10日に、開祖自らの御遺言として、二代目天霊師(遠藤守霊師)に継承されました。
そのため現在は、魂清浄の神法を修行していく上で、二代目天霊師と関係を持ちながら行をして頂く事で上記の三位一体を保持できるという事になります。
この三位一体を否定した場合についても開祖天霊師の御言葉が残されております。
「(開祖天霊師)(三位一体を否定すると)大國主大神はもうお動きになりません。動くと乱れますから。それはもう断じて動かない。そういう形になっております。 魂清浄は素晴らしいものだから天霊(師)と関係を持たないでいいや、というような考え方(分派)を持ちますと、大神様の方がお動きになりません。では、(分派において)大神のような顔をして動いてい るのは何かといいますと迷霊がやっております。」(第三回幹部研究会資料より)
以上の内容を、しっかりとご理解の上、各自の修行を進めて頂きたいと存じます。
《上記は魂清浄の神法において最も重要な内容であるため、魂清浄の神法の本のあとがきの一部分を少し読みやすくするため、許可を得て再編集の上、抜粋させて頂きました。》
開祖天霊師は当初十六霊界の創成時には神格位十一位を授かっていたという事ですが、後にもう一つ霊界を加えて「十七霊界」が1959年6月16日に完成し、その約一年後に開祖天霊師が神格位一階位を授かりました。
どんな方でも色々な願い事をお持ちであると思いますが、正神の世界においては、現世内のことは現世に生きる者の「祈願」によってのみ大神が動くことができるという鉄則があるということです。この十七霊界創設のように、神霊界のみならず現世にまで大きな影響を及ぼす大改革を断行するため、現世で生きる人間であった開祖天霊師に神格位第一位である「天霊職」を授ける必要が生じたということです。
その後この天霊職は、開祖天霊師がお亡くなりになる一年前の昭和49年2月10日に、開祖自らの御遺言として、二代目天霊師(遠藤守霊師)に継承されました。
そのため現在は、魂清浄の神法を修行していく上で、二代目天霊師と関係を持ちながら行をして頂く事で上記の三位一体を保持できるという事になります。
この三位一体を否定した場合についても開祖天霊師の御言葉が残されております。
「(開祖天霊師)(三位一体を否定すると)大國主大神はもうお動きになりません。動くと乱れますから。それはもう断じて動かない。そういう形になっております。 魂清浄は素晴らしいものだから天霊(師)と関係を持たないでいいや、というような考え方(分派)を持ちますと、大神様の方がお動きになりません。では、(分派において)大神のような顔をして動いてい るのは何かといいますと迷霊がやっております。」(第三回幹部研究会資料より)
以上の内容を、しっかりとご理解の上、各自の修行を進めて頂きたいと存じます。
《上記は魂清浄の神法において最も重要な内容であるため、魂清浄の神法の本のあとがきの一部分を少し読みやすくするため、許可を得て再編集の上、抜粋させて頂きました。》