2012年8月15日

魂清浄の祝詞

魂清浄の祝詞の唱え方について以前にも書きましたが、基本としては御神体の前で以下の言葉を声に出して繰り返し唱えるということです。

一魂清浄 (いっ こんしょうじょう)
二魂清浄 (に  こんしょうじょう)
三魂清浄 (さん こんしょうじょう)
四魂清浄 (よん こんしょうじょう)
五魂清浄 (ご  こんしょうじょう)
六魂清浄 (ろっ こんしょうじょう)
七魂清浄 (しち こんしょうじょう)
八魂清浄 (はっ こんしょうじょう)
九魂清浄 (く(きゅう)  こんしょうじょう)
十魂清浄 (じっ(じゅっ) こんしょうじょう)

下腹に力を込めて真心から正々堂々と唱えるのが基本という事ですが、体内から出て行く霊の種類や唱える方の個性によっても違っていても構わないと教えられています。体調が良いとき悪い時もあるでしょうから毎日声の出し方が異なっても不思議ではありませんね。意図的に気合いを入れたり、声を張り上げてみたり、力んでうなってみたりというような不自然なことは一切必要がありません。声の大小も全く関係ありません。呼吸についても同じことで自然体が一番です。意図的に唱えますと自分を忘れるような行にはなりにくいと思います。下の録音は開祖天霊師が唱えておられる魂清浄の祝詞ですが、自然体で肩の力がよく抜けていて、それでいて肚の据わった、聴いていて気持ちのよい祝詞だと思います。聞き頂いた通り、無理して大声を張り上げる必要など無いのです。それよりも「一心に唱える」ということの方が重要です。

9月1日の天霊師生誕祭が近づいておりますが、普段の月次祭とは異なりますので大変楽しみにしております。甲府の本部道場に参拝して今は大神様になられている開祖天霊師にお会いしたいです。下の画像の中の大國主大神様の石像は二代目天霊師の甲府の本部道場にお祭りされています。もし、心底から大神様に祈願したいことがあるのでしたら、この本部道場の御神体に直接ご祈願される事を強くお勧めします。