2017年11月3日

英勲(京都伏見の斎藤酒造)の蔵開き

本日は晴天なり。遠路はるばる京都は伏見、斎藤酒造の蔵開きに参りました。

天霊神霊研究所では開祖天霊師のご指示により、祭式の際には斎藤酒造の「英勲」を用います。
なぜか甲府市内の酒屋にはこの京都の英勲を置いてある店が多いです。関東の他県ではまず見たことがありませんし、関西でも京都以外で英勲を扱っている店は少ないそうです。
以前奉賛会会員の方から、この酒蔵が大國主大神様に関係しているという話を聞いたことがあります。本日はその辺の調査も兼ね蔵開きに行ってまいりました。


斎藤酒造の蔵開きは、多くの人で賑わっておりバンド演奏まであってまるで高校の文化祭のようでした。安価で色々な種類のお酒を味わうことができましたが、生原酒などは普段飲んでいる英勲とは異なり、まるで砂糖が入っているかのように甘味で香り立つものでした。
また、これだけ大勢の人が集まっているに関わらず、霊的にはきつくないのが不思議でした。伏見稲荷の近くですから敷地を出ると重い感じがするのですが、ここではそのようなものが感じられませんでした。

酒蔵見学ツアーに参加させて頂きましたが、設備衣類のあちこちに松尾大社のお札が貼っていました。伏見稲荷や梅宮大社などのお札もありました。いずれも大國主大神様をお祭りしている神社ではなく、大國主大神様と英勲の関連性が分かりませんでした。


ふと地図を見てみましたら、斎藤酒造の裏手に本当に小さな神社があり、その名前がなんと「大国主神一切神社」となっておりました。その神社に行ってみると「一切神社」
とのみ記載されていて、鳥居と小さな神殿があるだけで、由縁書きなどはありませんでした。その神社で魂清浄ののりとを唱えてみましたが、清々しい感じがしました。そしてここが英勲と大國主大神様の繋がりだったのだと分かりました。

不思議なのは、斎藤酒造の方すら気づいていない(酒蔵に大國主大神様をお祭りしておらず)、一切神社にも大國主大神様の名前が書かれたものがないのに関わらず、遠く甲府におられた開祖天霊師はどうやってこの事をご存知になられたのでしょうか。
やはり大國主大神様のご指示を受けられたとしか思えませんでした。

本日は英勲をいくつか買ってきて、支部道場の御神殿に献饌させて頂きました。大國主大神様の御姿(御神体の石像)がにっこり微笑まれていたのが印象的でした。