1959年6月16日に開祖天霊師の祈願により17霊界が創設されました。
魂清浄の神法の三位一体の一つである17霊界について、記念すべき日にその全容をもう一度じっくりと確認してみられては如何でしょうか。
<17霊界概要(魂清浄の神法より抜粋)>
第一霊界
自然神中で、中正神と陽神の神霊界。
中正神は天地宇宙大神(天御中主大神)。
陽神。物を造り出す神で生産霊大神、神産霊大神を始め天御宝主大神、天御玉主大神等、造化七十余億の神々の座す霊界で、上意下達、下意上達が許されて いる。神格位は一位から二十位まであります。
第二霊界
過去において肉体を持った人霊で、その功績によって支配神格位を与えられた諸霊の集合地。つまり御殿であり、ここの大神達は大国主大神の命のもとに自由に現世に降臨し、諸霊を十七霊界へ誘導する作業を営み、人事百般に通ずる諸々の業をなす神々の鎮座される神殿を言います。人格神の神格位は二十一位から七十六位(大国主大神、天鈿女大神除く)まであります。
人格神の最高神が大国主大神であります。大国主大神は神格位二十位(二十位以上は自然神待遇)だったのが、この度十七霊界形成の功により、 さらに格位を昇られ、女神の大国主大神(アシレス大神)が十八位、男神の大国主大神 (アンテナ・アン大神)が十九位、天鈿女大神も二十位になられております。
自然神(第一霊界)と人格神のつながりは大国主大神を通じてのみ出来るのであって、ちょうど、扇の要のような存在が大国主大神であります。
百六十余億の正神の神々が座します。ここで言う功績とは救霊が主となるもので、人霊三万柱以上を救霊した者は神格位が授けられる。現世のものを直接救われるのは大国主大神であります。神格位を与えられた祖霊は子孫を救うことが出来るが、神格位のな い先祖霊は直接救うこともこの世に降臨することも出来ないので、霊界から見守っていて大国主大神に救いのお願いをするのであります。
第三霊界
普通人霊の鎮座する世界で霊衣・霊食があり、御社があり、ほとんど現世と同じような生活をしている。ただし病人は入れない。病気霊は霊の病気を癒してから霊界へ 入れる。霊の階級は六階位に分かれており、現世における功績により、大国主大神の御 判断によってこの階層が決まります。
第四霊界
植物霊のすべてを収容される霊界で、陸上植物はもちろん、海中植物も含まれます。 現世と同じように生々繁茂しており、人間のためになったもの、例えば食物・薬草となっ た如きものは上の階級、人間のために害となったものは下の階級です。過去においては、 神に対して功罪があったかも知れませんが、現在は神に対して功罪はありません。
第五霊界
霊の形は、植物霊は曲玉の形、動物霊は丸形、人間霊は楕円形をしています。陸上動物の霊のすべてを収容し、小さいものも大きなものも全部収容出来ますが、ただし海中・水中動物は第十三霊界へ収容されます。
第六霊界
アメーバ、あるいは諸々の菌類の霊が収容される霊界です。
第七霊界
人間であって、生存時に諸動物霊や植物霊・鉱物霊・菌霊等を認識し、これらを使用 もしくは利用してきた者で、死亡して霊と化した者、つまり修験者、あるいは行者霊、 また霊化後もこれを継続している霊。ただしここでは事情により第二霊界、もしくは第 三霊界へ移される場合もあるように配慮されております。天地宇宙神の判決により、第二、第三霊界に行く霊や第七霊界に残される霊が決まります。すべての修験者、行者は 必ず一旦、この霊界に行く。修験者、行者のお伴のような者でもここへ行くのであります。 修験者・行者に使われた動物霊・植物霊は罪がないので、普通の動植物霊の行く第四、 第五のそれぞれの霊界へ行く。使った方に罪があるのであります。
第八霊界
第二霊界から第七霊界までに入幽を拒否した迷霊のすべての収容所であり、現界で言うならば悪いことをしたため留置場や拘置所に入れられるのと同様と考えてよい霊界であり、ここでは簡易裁判のようなことが行われ、後にそれぞれの霊界へ収容されるのであります。入幽を拒否した迷霊は、天地宇宙神及び天霊が持っている処断権により強制的に入れられてしまうようになっており、絶対に逃げ出すことは出来ず、また何億年でも苦しめられる所であります。
第九霊界
過去において高天原から追放された霊で、現世(底の国)にいる霊が多数あります。 この霊は必ず8字型をした目印があります。この目印を解除して収容される場所で、これらの霊の他に他の天体へ追放され、さらに他の天体から還された霊等が収容され、根の国の霊すべてここに集合されます。根の国に収容されていました霊は、現世において 悪行をした人霊の収容所で海底、もしくは湖底に格納するよう配意してありましたもの を、第九霊界として宇宙空間へ移すよう措置されたものです。高天原から追放された神 とはほとんど人霊神であります。第九霊界に入る前は8字型にくびれていますが、第九 霊界に入るとくびれは取ってもらえます。
古来、海底・湖底に龍神として祭られている霊は全部迷霊であり、仏教の仏もすべて 迷霊であります。
第十霊界
自然神の中で陰神系の神々の御神殿になります。陰神は物を滅する働きの神で、死んだものを腐らす働きをするのが正神で、生きているものを腐らすのは邪神であります。 陰神は正神であり、邪神ではなく、邪神は大体、迷霊と同じで、正神の妨げをするもの が邪神であります。
第十一霊界
諸霊、永遠の監獄と考えてよいものです。ここは霊の処断場であって、霊は永遠に苦 しまねばならないようになっています。どんな霊がここに入れられるのかと申しますと、 天地宇宙神(天御中主大神)及び人類最高神の大国主大神及び神格位のある大神達の命に反抗したすべての霊及びこの反抗に加勢した霊の集合地であります。
第十二霊界
地球以外の天体には生物が多数住んでおり、またこれらの霊が多数存在しております。あるいは種々の理由から、他の天体霊が現界に降り、中でも本地球にはこれらが非常に 多いのです。この種の霊を幸福にせんとて優遇し、一括してここに収容します。従って十二霊界は、各種の天体から集まった霊によって構成されています。
第十三霊界
海中・水中動物及び菌霊のすべてと人間を含む動植物の体内に寄生する虫類及びこれらの中に寄生する菌類等のすべてを収容する。
第十四霊界
自然陽神中、天地宇宙神の命令に服しない霊の収容所。
第十五霊界
自然陰神中、天地宇宙神の命令に服しない霊の収容所。
第十六霊界
他天体霊の中で十二霊界への入幽を拒否し、また反抗した霊のすべてを含みます。
第十七霊界
鉱物霊のすべてを収容する所。
天体の一部が崩れ分離する時に、鉱物霊として出る。普通の石は無霊ですが、行者・ 修験者が霊を苦しめようとして石に霊を入れることがあり、このような石にはその霊が 入っています。大体、地球上で無霊のものといえば、石より他にはありません。
以上が十七霊界の内容であり、各霊界とも六階位に分かれて、天御中主大神及び大国主大神の神慮に基づき収容されることになっております。