2015年6月8日

切り幣(きりぬさ)

本日は本部道場の水無月のお祭りでした。涼しい風が吹き心地の良いお祭りになりました。
本部道場ではお祭りの日に切り幣(きりぬさ)を分けて頂くことができます。祓いをする時に用いる大幣は毎月新しくするため、前月に使用された大幣を細かくして切り幣とするのです。今日は参拝者の皆さんと切り幣の使い方について意見交換をしました。

家や土地の浄めの場合は水と浄めの塩を用いて浄めを行いますが、水や塩を撒けないような場所、例えば部屋の中などを浄める時に切り幣を使用することができます。
部屋の中を浄める時は、部屋の四隅に切り幣を「左右左」と撒いてから浄めます。方向は家や土地の浄めと同様で右回りです。しばらく経ってから撒きおわった切り幣は取り除いて捨てても構いません。撒いておく時間も特には決まっておりません。

他には、お風呂のお湯に撒いて入ると気持ちが良いです。昔の天霊新報にも当時の会員の方が記事にしておられました。傷口に貼ったりしても良いようです。怪我をする事がないので試した事がありません。
中には切り幣を食べたりする人もいるそうですが、これはどうなんでしょう(笑)喉をつかえないように気をつけて頂きたいと思います。

色々なことに使えるものですし、体験を重ねる事に意味がありますので、実際に試してみて頂きたいと思います。こういう小さな体験を重ねることが修行の上では大切と思います。