2015年7月18日

7/18 修行の日

今日の修行の日はいつもよりも長めに午前午後で4時間修行となりました。
本部道場でこれだけ長く行を行いますと、頭がはっきりして来て、心がすっきりします。体にも様々な変化が感じられます。今日は体の中のコリのようなものも表面に浮いてきては消えていく様を何度も体験しました。前日から右肩に鈍痛がありましたが、行が終わる頃には殆ど感じることもなくなりました。

魂清浄ののりとを唱える行を継続しますと、体が次第に敏感になってまいります。以前は感じ取れなかった疲れを感じ取ることが出来るようになるので、こまめに小休止をとることで効率良く疲れを除去することができ、結果として、以前よりも活力ある体になってきています。体内の疲労蓄積に気がつかず、気づいた頃には手遅れといった事がなくなるわけです。
体が敏感になりますと、不調を見逃さなくなる一方で、自分自身の感覚が細やかになっている事を認識できていない場合は、行をしていても良くなっていないのではないか?と考えてしまう事があると思います。そんな時は客観的に以前の状態と比較してみることで、やはり良くなっているだなと再確認できることが良くあります。自分自身の感覚の変化はなかなか自分自身では気づけないものですから、家族や周りの方に自分の変化を確認してもらうのも一つの方法だと思います。

魂清浄ののりとを唱えてまいりますと、自分の体のみならず、対人関係や自分の周りの環境などについても、敏感に感じ取れるようになります。要所要所で浄めをしたり、他者に対する自分の言動を正したりしていくことで、物事がさらに円滑に流れるようになるようです。いくら異常を感じ取れるようになっても、座して何のアクションも取らないと、なかなか良くなりません。

開祖天霊師が言われていたように、水のようにどんな容器に入れられても、その容器の形に合わせられる、どんなことに対しても柔軟に適切に対応できるような姿が行の一つの成果であろうかと存じます。変化や異常を感じたら、少しずつ対処していけば、やがて大きな良い変化を感じ取れることでしょう。

2015年7月8日

文月の御祭り

今日は本部道場の文月の御祭りでした。
祈願祝詞の後に参拝された全員でかなり長い時間、魂清浄ののりとを唱えました。その行の中では勝手に体が動いて体内の迷霊が昇天する様がよくわかります。

今日は自意識はあるのですが、完全に大神様に体をお任せした行が長時間続きました。こういう時は時間と空間の感覚が無くなってしまいます。魂清浄ののりとを唱えている間に実際に何が起きているかは本人には分からないのだと思います。だから全てをお任せする。私の場合、こういう行は本部道場の御祭りの日でないとなかなか長時間継続できません。そういう意味からも、本部道場で行われる毎月の御祭りは本当に特別な時間であり、場であると思います。御祭りの日の行では色々な物が見えたり、何かを頂くような仕草をしたりする事もありますが、あえて気にしないようにしています。現実の中で実際に変化が起きてくるのが神事であると思います。

東北の会員の方が何種類のリンゴをそれぞれ絞って作った非常に美味しいリンゴジュースを送ってくださり、直会の時に皆さんで頂きました。リンゴの種類によって味を比較してみましたが、同じリンゴでもこんなに味わいが違うものかと感心しました。人間もまた一生懸命に魂清浄ののりとを唱えていくと、それぞれ味わい深い人格になっていくのでしょうね。本日は欧州の会員の方も久しぶりに参拝され皆で楽しいひと時を過ごしました。毎月遠くから本部道場に参拝される方々と一緒に魂清浄ののりとを唱えられるのが何とも貴重で嬉しいです。