2020年1月8日

閑話休題「花より実を取れ」

以前の記事に「花より実を取れ」という言葉について書いた事があります。開祖がよく口にしておられたお言葉と聞いております。たまたま同じ名前の本を蔵書しており、本の写真を載せた事がございます。
http://konshojo.blogspot.com/2017/08/blog-post_21.html

この本については天霊神霊研究所が創設されるよりも昔の大正14年に刊行されたものです。開祖が大正9年生まれ、二代目が大正15年生まれですから、その当時の本と言うことになります。小さな記事を一冊にまとめた本で明治末期の記事も含まれています。
当然ながら天霊神霊研究所とは何の関係もない本です。

熊本の横井小楠の流れを汲む女性教育者の方が刊行されたもので、明治生まれの方を形容する時によく用いられる「気骨」のある方が書いたものだと思います。当時の女性達の意識の改革を促す内容は今の時代に読んでも教えられる事が多くございます。

時期的には開祖や二代目の母親の世代の方が読んでおられたのではないかと思いますが、もしかしたらこの本を手に取って読んだ事があるかもしれませんね。
「怒るな働け。花より実を取れ」という著者自らの衷から出てきたと思われるお言葉には強い力が感じられます。