本日は本部道場の弥生の御祭に参加させて頂きました。日曜日という事もあり多くの奉賛会会員の皆様が集われました。現在、新型コロナウィルスが猛威を奮っており、出かける方も少ないせいか、遠方から来られた方々が仰るには高速道路も車がまばらだったそうです。そのような中をよくお出でくださったことと思います。
万が一に備えてマスクを着用されている方も多く、私も初めての試みではありましたが、マスクを着用したまま魂清浄を唱えてみました。万が一、自分が罹患している場合、他の方にご迷惑をかけないようにとの配慮からです。
マスクをしたままで肚を据えて魂清浄を唱えておりますと、初めは息がしにくいので往生しましたが、慣れてきますと目の前に壁があるような、頭から布団を被って唱えているかのような感覚になり周りが全く気にならなくなり、いつもよりも行に没入する事ができました。マスクで口が塞がれていると体内の迷霊が出にくいかと思いきや、手足をはじめ、頭部からも背中からも全身から迷霊がはぎ取られて出ていく事が感覚として感じられて非常に新鮮でした。途中、天霊師が除霊石を使用して奉賛会会員お一人お一人を浄めてくださいましたが、その時などは体に纏った迷霊をシャツのように脱ぎ捨てるような感覚がありました。脱皮するかのようで少し感動してしまいました。
こういう行は本部道場のしかもお祭りの日でないとなかなかできるものではないと思いました。
宗教というものは、不安を払拭するためにある、と開祖天霊師が講義の中で言われています。現在猛威を振るっている新型コロナウィルスの悪い情報ばかりを聞いておりますと、自然不安が大きくなる方もおられようかと思います。
三代目天霊師は本日の直会の席で、魂清浄は行を通じて導いていただく、と仰いました。何かに対して考えて対策を立てたり行動をしたりという事よりも、とにかく行を通じて大神様に「導いていただく」という事でした。
導いていただく、という事は、自分で何かを画策することではありません。
大神様のお導きに従って物事を行うということと思います。奉賛会会員としてできることは、ひたすら行をしてその中で気づいたこと、教えられた事を淡々と実行に移すということと思いました。その中には他の人の言葉に耳を傾けよ、文字をも含む、というお教えもつながってくるかと存じます。