天鈿女大神様は大和民族で初めて大神様になられた方です(大和民族最高神)。神格位は20階位です。本来、神格位1〜20階位は自然神のみが授かるものですが、天鈿女大神様は大國主大神様と同様に人格神でありながら特別に自然神待遇となっておられます。
天鈿女大神様は今から約3200年前に京都近くでお生まれになり、四国高松あたりに住んでおられた女性で、約120歳位まで生きられた非常に長命な方だったということです。武術に長けた大神様であり、開祖天霊師もこの大神様から剣の手ほどきを受けられたと聞いております。
この大神様は非常に大きなお力をお持ちであり、動物霊の全て(魚族を除く)がこの大神様の言う通りに動くということです。天鈿女大神様は生前に四国にて大國主大神様の御指導を受けられており、大國主大神様(アシレス大神様)がお造りになられた高天原を修理固成され、さらに罪を犯して高天原から追放された人霊を収容する霊界である「根の国」を創設されました。これは第二の天の岩戸開きと呼ばれています。高天原に昇天された後、大神様としてインドの釈迦を指導されたという事です。釈迦が言っておられた天竺(てんじく)の国とは日本の四国を指していたという話があります。歴史的なロマンを感じさせる話です。
二代目天霊師の奥様である遠藤桂霊師(けいれいし)は、修行中に天鈿女大神様のお姿を見せて頂いた事があるそうです。桂霊師がこの事について開祖天霊師に伺ったところ、桂霊師はある知人の為に尽力された事があり、大神様がその功績をお認めになり、ご褒美として天鈿女大神様のお姿を見せてくださったものと開祖天霊師からご説明頂いたそうです。桂霊師が見られた天鈿女大神様は「たいそうお美しい方」であったという事です。
巷には天鈿女大神様のお顔が醜かった為に結婚出来ず、120歳まで独り身だった等と失礼な話を吹聴する方がいるそうですが、これは大神様に対して誠に不敬な事です。天鈿女大神様はこのような方を相手にされないと思いますが、今回、大神様の名誉回復の意味も込めまして開祖天霊師が認められたというお話を披露させて頂きました。