2016年8月23日

宿を浄める

今月は所用でしばらく遠方に滞在していました。初めて訪れる土地でしたが、学生たちの夏休みの影響か大きなホテルは全て満室で、古く寂れた感じの旅館に滞在することになりましたが、行ってみると写真とは異なり、あまり雰囲気の良い所ではありませんでした。

旅館の部屋に入ってからすぐに部屋の窓を開けて、部屋の中を浄めるために本部道場から頂いてきた「切り幣(きりぬさ)」を使い、大神様にお願いしてから魂清浄の ”のりと” を唱えながら部屋の四隅とドアの所、少し気になった水場等も、切り幣を左右左という順番でまいて浄めました。その後しばらくの間、魂清浄の”のりと”を唱えました。全て終わってみるとスッキリした空間に変わっていました。その部屋に入った時に感じた目には見えない妙な ”雰囲気” も全て消え、独特の臭いもなくなり、非常にくつろげる空間に変わりました。

毎日行う家の浄めの場合、水と浄めの塩を用いて家の外や玄関を浄めますが、ホテルや旅館などの宿泊施設では、畳やカーペットに水や塩をまきますと汚れますから、代わりに「切り幣」を使います。切り幣をまいた後はしばらく放置したままで良いのですが、あとで集めて廃棄します。

実際に行う作業としては非常に簡単なのですが、効果は絶大です。こうすることで自分の家以外であってもくつろげる空間になりますし、あらためて魂清浄の神法の威力を体験する事ができます。