2020年10月8日

秋季大祭2020

 本部道場の秋季大祭に参加しました。台風が近づいており珍しく雨が降る大祭となりましたが、全国から多くの奉賛会会員が集われました。気候的にも暑くも寒くもなくしっとりした雰囲気の中で行に没入する事ができました。直会のお料理も何を食べても本当に美味しくて感謝いたしました。今日は何かしみじみとした有り難みを感じるようなお祭りとなりました。


数日前から自宅で魂清浄を唱えている時に「なぜ(今この瞬間に)魂清浄を唱えているのか」という問いかけのようなものが何度か来ておりました。自分が魂清浄を唱える「動機」とか「理由」というような理屈の話ではなく、もっと直接的に何故今唱えているのか問われている感じで、別に理由もない、今はただ唱えているだけです、と無意識の中に答えていたように思います。

本日の大祭中に魂清浄を一心不乱に唱えていると、大きな迷霊が次々体内から出て行く事が感得され、ひと段落した頃にまた同じ問いかけが来ました。その瞬間にこの唱えている瞬間とは「大國主大神様に直接お仕えてしいる瞬間」である事が理屈抜きに感じられ、肚にストンと落ちました。

私は毎日、大國主大神様に誠心誠意お仕えしている気持ちで生活しておりますが、今回の体験はそういう気持ちの面や理屈面ではなく、雑念が去った状態で魂清浄を唱えることは、リアルに直接的に大國主大神様にお仕えしている瞬間なんだと実感させられました。これが今回の恩頼(みたまのふゆ)だと思いました。

ずいぶん長い期間、毎日欠かすことなく魂清浄を唱えてきましたので、「今更ですか・・」という感もありましたが、多くの祈願を心に秘めて念じるように行をしている状態と無心で大神様にお仕えしている状態は全く異なるのだと教えて頂いたように思います。


人それぞれの役割があり、大神様からの教えられ方、教えられる時期もまた、人それぞれだろうと思います。大祭に教えて頂いたことには何か意味があるのだろうと思います。