<開祖天霊師講義録より抜粋>
(本部道場の)御祭りは月に一回致します。何故、祭り、縁日を選んだかと申しますと、私達は時々修行はしておりますけれども、霊の中には、さっき言った通り、本人霊を取っ捕まえて、あっちへ逃げ隠れこっちへ逃げ隠れしたりするような霊が多い訳でございます。
そういう風な霊は本部道場へ来てもそういう風な事をする霊でございますので、ましてや支部道場もしくは準道場においてもそういう事を致します。あるいは家庭においてはもっぱらでございます。
従いまして(本部道場に)「あいつが行かんから俺も行かんでいいや、俺はもっと親しいんだ」「じゃあ、あいつが行かんから俺も行かん」と連鎖反応を起こした結果、なかなか、足どめをされる場合がままある訳でございます。足どめをするというのは、ここ(本部道場)へ来たいんだが来れなくなっちゃう。行こうと思えばお客さんが来る、行こうと思えば仕事が目に付いて来れなくなっちゃう。迷霊が邪魔をするんですね。その時には行こうと思った時にトントン来られるような姿でなくては上手くない訳でございます。そこで縁日(御祭り)を作った訳でございます。
縁日に参りまして、そういう風な返答をする奴(迷霊)は端から処断致します。ところが霊の方で知っておりますので、来ただけでもうすぐ昇天してしまうんです。大神様の顔を見ただけで、顔色,目色を見る訳です。
従いまして、御祭りには「忙しい」など言わないで御参加をくだされば、大神様方はそれ以上御授け致します。(私事を)一日ずらせば、それ以上、あるいは一日繰り上げても、それ以上お授け致します。ひとつ出来るだけ御祭りの日には大神様と共に一日愉快に楽しくなさるように、して頂くように、自分で機会を作りませんと出来ません。
どうかひとつ、迷霊達に「早くお前達は昇天しないと、御祭りなのに駄目じゃないか」と。 御祭りの日に参りますと、(霊界の)六段階あるうち良いところに、「俺は四段階に行かなくちゃならんかな」と思っても三段階に行くようになる訳でございます。どうかひとつ、出来るだけ御祭りに参加して頂いてお願いをして頂くようにという訳でございます。
御祭りの時にはご専門の大神様方が全部入ります。お出でになります。普段は修行をする場合の普段の様な場合につきましては、そのご専門の方々が降りてくださいます。伺いをするような場合についてもご専門の方々が降りてくださいますけれども、御祭りの時には全てそれぞれのご専門の方がお降りになっております。ですから皆様方が魂清浄を唱えて、色々言って頂けばその場で分かるようにしてございます。ちょうど迷霊には邪魔をされないように道場はなっておりますので、どうかひとつその点を頭に置いて頂きたい。
と同時に、祈願のない事はやらないというのが鉄則・原則でございます。しかし、魂清浄の神法の中には一魂清浄から十魂清浄まで唱えて頂くその中には、その中には全部祈願が込めてございますけれども、その唱えた後で何を優先をしてやるのか? そういう風な点が大神の方では分かりません。例えば、「うちの子供が言う事を聞かないから、大神様の方から一つ良いように一つお授け願いたい」という風にお願いをして頂く。そうしますと大神の方ではそのお積もりでやって頂けます。ですから欲をかいて祈願をして頂くようにお願いを申上げます。特に色々の問題については順次やってくださいます。
ところが皆さん方の方でお願いをしたって忘れる場合がよくあるんです。例えば一年後に実現したりする事もある訳でございますけれども、常にお願いをし、また大神様方に御礼の修行を申し上げる、そういう風にお願いを申上げたい訳でございます。祈願につきましても先達者もしくは私(天霊師)を通して頂ければ更に発揮する訳でございます。どうかひとつ、お願い事がございました場合については、私(天霊師)ないしは先達者を通してご連絡をして頂く、是非ひとつそういう風にして頂くように。