2014年5月31日

神法における祭の意義について

天霊新報第八号より抜粋。 旧仮名遣いもそのままです。本部道場の御祭りに参加する事の意義が説かれております。


天霊神霊研究所に於ては、毎月八日に例祭が又五月と十月の八日に大祭が執行されて居ります。 本来は、八、九、十日の三日間天地宇宙神をはじめ産霊の神々達以下の殆どの自然正神及び大国主大神をはじめとする人格正神の神々がすべて降神されてお祭りに参加されているのであります。支部のお祭りも同様であります。本部の場合は、お祭り以外の日にも天地宇宙神、産霊の神々が降押されていますが、支部の場合は大国主大神及びその幕僚の大神が必要に応じて降神され常時は支部担当の大神が降神されて居られるのであります。さて、祭の意義について箇条書に御説明致しますと主な点は次の様なものであります。


(一)信者の平素の御守護に対する感謝御礼の表明の日である事は当然の事でありますが前記の様に正神の神々の殆どが降押されているので普段はお目に掛れぬ神々と対面の日であり縁を深く結んで貰う日であります。


(二)普段家で修行していては仲々昇天しない大きな霊頑固な霊をも昇天させて頂ける日であり、普通の日より特に多数の霊を昇天させて頂ける日であります。これは信者の皆様も大勢体験されている事でしようが祭の日が近づくと体がおかしくなる事があります。これは体内の迷霊の方が良く知っていて祭の日には昇天しなければならぬので騒ぎ出すからであります。昇天したい霊は喜んで早く昇天したいとするし、執着があって昇天したくない霊は邪魔をして祭りに参加させ ない様にする為に異状を感じさせているのであり ます。又、この様な霊は 急に仕事が出来たり、人が来たりして参加させない様にもします。 天霊師が良く迷霊に足をとめられない様にして下さいと注意される事はこの事であります。この様な時は迷霊に負けずに参加する様にすれば体の異状も支障なく参加出来るし、仕事や用事も参加出来る様に早く片附くか代理人で間に合うか翌日にのばしても少しも支障ない様に済むものであります。本人がその気になれは迷霊もそれ以上邪魔は出来ないのであります。もし それでも邪魔をしようとすれば、正神に直に処断されるからであります。


(三)祭の日には普段少さくなってしまっている迷霊達の抜ける口の穴を大きくして頂ける日であります。抜ける口が大きくなるから大きな霊、多数の霊も無理なしに早く昇天出来る訳であります。私達の体に入っている迷霊の数は、大神が良く教へられる通り、肉体細胞の数以上程あると云はれます。一人の人間の肉体細胞は、三十五万億個もあると云はれますから気の遠くなる程の数であります。余程普段も抜ける口を大きくして置かなくては仲々清まり切れません。 又、この抜け口が通路となって、神々と本人霊との感応の出来る唯一つの連絡穴であります。 如何に厚い迷霊の層に拘束されていてもこの口があけてあれば本人霊の祈願は神々に通じ神々の指導指示も直通で本人霊に伝はりますから直感として神々の教へ導く事が感知出来るのであります。


(四)除霊石等を頂いている方は、祭の日にこれを持って来て浄めて頂けば家では抜けずに除霊石に封じ込められている霊も昇天させて頂き無霊になると同時に除霊石の力も強くして頂けるし、皆様が頂いている各種の術や力も益々強くして頂けます。反対に祭りに参加されないと迷霊に邪魔されて神々との結縁が薄くなりますから各種の術や力も弱くなり、除霊石の力も弱くなります。


(五)皆様の体内ばかりではなく、周囲にも霊界へ昇天したい「うぞうむぞう」の迷霊が多数居り昇天の機会をねらっています。これらの霊が皆様と一緒に神前へ来て霊界へ導かれるのであります。皆様は知らずにいる内に 救霊の功績を積んでしまう訳であります。九月の御祭りに、清水の佐藤きみ子きんが祝詞をあげている内に頭が下ったら目の前に大人、小人無数の正座している足を見たと云はれました。これは佐藤さんについて来て一緒に祝詞をあげている無数の人霊のうしろ姿であり、皆神前へ来て霊界へ昇天して行く型を見せて貰った訳でありま す。


(六)祭り後の直会のお神酒お馳走には大神の霊気が入って居りこれを喰べて体内に入れる事により体内の迷霊は居たたまれなくなって昇天するのであります。迷霊が抜けるから体が丈夫になる訳であります。霊薬も同じ理くつで大神の許可を頂いて作る霊薬、例えば、血圧心臓の薬、神経痛の薬等も材料は現世の物質ですがこれに霊気を入れて下されるからその薬の物質が体内にある間は悪くしている迷霊は昇天しなくては居られないので、悪い所が愈るのであって、使っている物質が今の医学や薬学で云っている様にその成分で癒るのではありません。又、迷霊の抜けた後の肉体細胞の復活もこれら大神達の霊気によって速く健全なものに復活させて頂けるのであ ります。言葉をかえれば生命力を旺盛直して下さるのであります。


以上の様に種々の意味とその御守護があるのであって何時もお話しする通り、慾のある人だったらお祭りには何があっても参加しなければ損である事がお判りの事と存じます。 大神達に結縁を深くして望みを大きくもってその通り大きく授けて頂く様切にお願い申し上げ度いと存じます。