本日は長月の修行の日と研修会が行われました。
世間では3連休中日の日曜日という事もあり、本部道場内は全国から集まられた奉賛会会員一大集結といった様相となりました。行き帰りの高速道路は大渋滞し、電車で来られた方も大混雑で各人各様にご苦労されたことと存じます。
この熱気の中、長時間一心不乱に魂清浄の行を行い、末には宙に浮いているかのような感覚になりました。
午後の研修会では、天霊師ご臨席の下、魂清浄の神法の祭式作法実習が行われました。会員がそれぞれ持参された一位の剣笏(けんじゃく)を用いて、天霊神霊研究所特有の祭式・作法をみっちり学びました。
使用された資料は実際に開祖天霊師の時代に作成されたものであり、非常に細かく注意事項が記載されており、丁寧な説明が加えられました。これら作法は神社庁のものとは随所で異なります。支部道場、準道場での祭式だけではなく、各ご家庭においても剣笏、大幣を用いる方が増えてまいりましたので、この時期に作法を学ぶことは至極的を得ていると思いました。
本日同時に配布された資料は、開祖天霊師が1971年に当時の甲府市城東にあった本部道場で講義された特別研修会の内容が事細かに記録されたものです。一部の会員の方にとっては初めて聞く内容も数多くあったのではないかと思います。
このような研修会で学ばれた内容は、知識を丸呑みして資料を保管しているだけでは無意味です。学んだことをご自分で実践・体験されて初めて、価値が生じるものと存じます。魂清浄即日常生活、日常生活即魂清浄とも申します。魂清浄を通じて各人の質の向上を目指しましょう。
今月はもう一回研修会が行われますが、その中でお互いに質疑応答、切磋琢磨し、学ばれる内容がご自分の一部となるよう努めて参りましょう。